末吉俳句日記『夏の余韻を告ぐ鳳仙花』
🗓 2025年9月3日(水)
末吉俳句日記『夏の余韻を告ぐ鳳仙花』
青空に はぜるこゑ聴く 鳳仙花
(あおぞらに はぜるこえきく ほうせんか)
🖋️季語:鳳仙花(ほうせんか)(秋)
※初秋の季語。
鮮やかな花を咲かせ、
触れると種が
弾け飛ぶ姿に、
命の儚さや季節の
移ろいを感じさせる。


夏の余韻を告ぐ鳳仙花
澄みきった青空の下、
鳳仙花の種がはじける。
その小さな音の余韻に、
夏の記憶と秋が重なる。
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次回予告
声の余韻消ゆ長月
夏の九月に入り、
夏休みの賑やかさが消え、
昼の食卓はしんと
静まり返りました。
その静けさの中に
ただ茶の香りが漂い、
かつての声の余韻を
そっと呼び起こしました。
季節の移ろいと
日常の変化を重ねて、
この句が生まれました。
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