末吉俳句日記『猫のぬくもりマフラー』
🗓 2025年11月25日(火)
末吉俳句日記『猫のぬくもりマフラー』
マフラーと くるまる猫へ そのままに
(まふらーと くるまるねこへ そのままに)
🖋️季語:マフラー(冬)
※冬の防寒具であるマフラーは、
季節の冷たさと同時に、
やわらかな温もりを
想起させる季語。


猫のぬくもりマフラー
マフラーに猫が丸まり
そっと寄せるぬくもりが
冬の午後をやわらげて
触れずに見守る愛しさよ
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次回予告
孤影ゆく冬かもめ
冬の桟橋に立つと、
冷たい潮風のなかを
一羽の鴎がゆっくりと
渡っていきました。
群れではなく、
ただ“ひとつ”の
影が進む姿に、
冬特有の静けさと
どこか胸に響く余情が
ありました。
その孤影の美と
透明な空気感を、
そのまま言葉に映した
一句です。
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