末吉俳句日記『猫と六月』
🗓 2025年6月1日(日)
末吉俳句日記『猫と六月』
猫見るや ゆるり篭りて 六月かな
(ねこみるや ゆるりこもりて ろくがつかな)
🖋️季語:六月(夏)


猫と六月
六月の朝、窓辺で外を見つめる猫
ふと目が合ったそのしずかな瞬間に
今日はなにもせず過ごそうと思った
篭ることが心地よく感じられた日
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次回予告
にじむ心
降り続く五月雨のなか、
ふと川沿いに出てみたら、
流れの音が遠く感じた。
振り返ることもせず、
ただ背中を向けて立っていた。
雨にぬれた川のふちが
じんわりにじんでいて、
その曖昧さが自分の心と
重なって見えた瞬間——
この句は、その静かな
揺らぎを写したものです。
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