末吉俳句日記『にじむ心』
🗓 2025年6月2日(月)
末吉俳句日記『にじむ心』
五月雨や 流れ背にして ふちにじむ
(さみだれや ながれせにして ふちにじむ)
🖋️季語:五月雨(夏)


にじむ心
五月雨の中、川沿いに立ち止まる
音も遠く、景色もにじんで見えた
振り返ることもせずにいた自分に
曖昧な心がそっと重なっていた
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かたつむり道
じめじめとした六月の朝、
路地わきでふと見かけた
一匹のかたつむり。
ぬれた壁をゆっくりと登る姿に、
なんとなく心が和みました。
その小さな動きに
目をとめたとき、
「今日という日も、私なりに
昇っているのかもしれない」
そんな気持ちが
句のかたちになりました。
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