末吉俳句日記『穏やかな日々を結ぶ行く秋』
🗓 2025年11月1日（土）
末吉俳句日記『穏やかな日々を結ぶ行く秋』
行く秋や 今日も毛玉を もちよりて
（ゆくあきや きょうもけだまを もちよりて）
🖋️季語：行く秋（ゆくあき）（秋）
※秋が過ぎていくさま。
光や風のやわらぎの中に、
季節の終わりをしみじみと
感じる情景を映す季語。
去りゆく秋を惜しみながらも、
穏やかな日々の継続を象徴する。
穏やかな日々を結ぶ行く秋
秋の午後、陽だまりに
猫の毛玉を集めながら、
季節が静かに
過ぎていくのを感じる。
風は冷たく、
光はまだやさしい。
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澄心を咲かす晩菊
秋も終わりに近づくころ、
他の花が散る中で、
晩菊がひとり
凛として咲いていた。
その色の深さに、
孤高であることの強さと
美しさを感じ、
季節の静けさとともに
心が澄んでいった。
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