末吉俳句日記『想いほどけゆく秋薔薇』
🗓 2025年10月10日(金)
末吉俳句日記『想いほどけゆく秋薔薇』
秋薔薇 ただ眺めては 息をつく
(あきそうび ただながめては いきをつく)
🖋️季語:秋薔薇(あきそうび)(秋)
※秋に咲く薔薇。
夏の勢いを失い、
澄んだ空気の中で静かに香る。
落ち着いた色と香りが、
深まる秋を象徴する花。


想いほどけゆく秋薔薇
街のざわめきふと離れ、
秋薔薇ただ眺めて息をつく。
静かな揺れに心ほどけ、
時の流れがやさしく止まる。
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次回予告
静けさを染めてゆく秋夕焼
夕暮れの駅のホーム。
一日の終わり、
空が茜に染まりゆく中、
家路を急ぐ人々が
ふと足を止めた。
誰も言葉を交わさず、
ただ空を見上げる。
その静かな時間が、
心をあたためてくれた。
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