末吉俳句日記『蝉と夕暮れの記憶』
🗓 2025年7月11日(金)
末吉俳句日記『蝉と夕暮れの記憶』
蝉しぐれ もやの夕べや まぎれゆく
(せみしぐれ もやのゆうべや まぎれゆく)
🖋️季語:蝉しぐれ(せみしぐれ)【夏】
※夏の盛りに
蝉の声満ちる
情景を表す。


蝉と夕暮れの記憶
夕もやに
溶けていく蝉しぐれ。
暑さと一緒に
今日の記憶も
ほどけていく。
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次回予告
脇役の美学
海水浴客でにぎわう
砂浜のすみっこ。
誰も気づかない場所で、
昼顔がそっと咲いていました。
その姿が、目立たずとも
自分らしく在る人の姿と
重なって見えたのです。
賑やかさの影でこそ
輝く命があることを、
この一輪が教えてくれました。
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