末吉俳句日記『白梅の間』
🗓 2026年2月23日(月)
末吉俳句日記『白梅の間』
白梅や 羽の移ろふ 花の間
(しらうめや はねのうつろふ はなのあい)
🖋️季語:白梅(しらうめ)〔春〕
※早春、
まだ冷えの残る頃に
咲く梅の花。
凛とした白は、
静かな光をまといながら、
春の兆しを告げる。


梅の枝に、メジロが二羽とまっている。
花の間をせわしなく移りながら、
細い嘴を奥へ差し入れては、また次へ。
互いの間隔は近く、
重なることなく、離れすぎることもない。
関係は測れないまま、
枝先だけが小さく揺れている。
そこへ冷えた風がひとすじ通り、
花も鳥もいっせいに身を引いた。
残ったのは、揺れ戻る枝と、
白い花の静けさだけだった。
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