末吉俳句日記『空模様にゆだねて』
🗓 2025年6月7日(土)
末吉俳句日記『空模様にゆだねて』
水無月の しずくや空の 濁りけり
(みなづきの しずくやそらの にごりけり)
🖋️季語:水無月(みなづき)
※旧暦六月のこと。
雨空や湿気、
急変する天候を感じさせる。
濃い空気の中に、
夏の兆しが垣間見える時節。


空模様にゆだねて
晴れと雨のあわいに、
ゆらぐ空と心の輪郭。
濁ったしずくにさえ、
やさしい余白がひそんでる。
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次回予告
夕映えと青田
梅雨の晴れ間、
夕暮れの田んぼを歩きました。
植えられたばかりの苗が
きれいに並び、
水面に夕焼けが映っていました。
その静けさと、
これから伸びていく稲の姿に
小さな希望を
感じて詠んだ一句です。
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