末吉俳句日記『卒業前夜の一花』
🗓 2026年3月17日(火)
末吉俳句日記『卒業前夜の一花』
卒業や 幹にひと花 ありにけり
(そつぎょうや みきにひとはな ありにけり)
🖋️季語:卒業(そつぎょう)〔春〕
※卒業は春の季語。
学校を巣立ち、
それぞれの新しい道へ
歩き出す節目の行事を表す。
別れと旅立ちが重なり、
寂しさと希望が入り混じる
春特有の感情を
象徴する言葉として、
多くの俳句に詠まれてきた。


卒業式前夜。
ふらりと桜の木の下へ立つ。
枝はまだ静かで、
花の気配はほとんど見えない。
街灯の淡い光が、
黒い枝のあいだに落ちている。
その灯に照らされて、
ひとつだけ白い花が開いていた。
誰より先に咲いたその小さな明るさが、
夜の空気にそっと浮かんでいた。
📄この言葉をポケットに(PDFダウンロードはこちらから)
📖 末吉俳句日記一覧を見る
🏡わたぼうしの詩小径トップへ戻る
📷 Instagram公開作品(@HaikuEchoes_575)
心にそっと俳句をお届け。皆さまの心がちょっとだけ癒されますように…
