末吉俳句日記『田に群れ遊ぶ稲雀』
🗓 2025年9月5日(金)
末吉俳句日記『田に群れ遊ぶ稲雀』
稲雀 群れの余白に 声のこる
(いなすずめ むれのよはくに こえのこる)
🖋️季語:稲雀(いなすずめ)(秋)
※初秋の季語。
実りはじめた稲田に
群れて集まる雀。


田に群れ遊ぶ稲雀
稲田に群れる雀の声、
その余白にひとつ残る。
賑わいと孤独の対比が、
秋の静けさを深めてゆく。
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次回予告
世界をよそに台風
九月の台風の日、
窓越しに荒れる
外界を眺めながら、
猫はただひとり静かに
身を丸めていました。
激しい風雨と、
猫の無関心とも
見える穏やかさ。
その対比が強く心に残り、
世界と距離を置く
存在の哀愁を重ねて、
この句が生まれました。
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