末吉俳句日記『時しずか深まりゆく秋思』
🗓 2025年10月13日(月)
末吉俳句日記『時しずか深まりゆく秋思』
秋思かな うつろうほどに 深くなり
(しゅうしかな うつろうほどに ふかくなり)
🖋️季語:秋思(しゅうし)(秋)
※秋の深まりとともに、
心がふと物思いに沈むこと。
澄んだ空気の中に
静けさと寂寞が漂い、
人生や時間の流れを
思わせる季語。


時しずか深まりゆく秋思
秋の風やさしく澄み、
移ろうほどに思い深まる。
失うものなくとも心満ち、
静けさ中に季を感じる。
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次回予告
誰かへと残す想い柿の実
収穫の終わった庭の柿の木。
枝先にひとつだけ
残る実を見て、
それが鳥や風への
「おすそわけ」のように思えた。
人も自然も同じように、
少しだけ誰かに譲る心を
持っていたいと思った。
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