末吉俳句日記『月そえる秋隣り』
🗓 2025年8月1日(金)
末吉俳句日記『月そえる秋隣り』
秋隣り 夜空しずかに 月添えて
(あきどなり よぞらしずかに つきそえて)
🖋️季語:秋隣り(あきどなり)〔夏〕
※「秋近し」とも
言い換えられる
晩夏の季語で、
夏と秋の境目の気配を
表す季語。


月そえる秋隣り
虫の音も止んだ夜、
静かな空にそっと月が浮かぶ。
ふと「秋隣り」の気配を感じ、
言葉にならない余韻が残る。
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次回予告
東雲ゆれる朝の蓮
不忍池の蓮を
見に行った夏の朝。
東雲の光が池を照らし、
咲き始めた蓮に
ふと視線が止まる。
その瞬間、
風も音もないのに、
水面がふるえた
ような気がして――
自然の静けさと
生命の鼓動が重なる
気配を詠みました。
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