末吉俳句日記『寄り添う影の星月夜』
🗓 2025年8月10日（日）
末吉俳句日記『寄り添う影の星月夜』
雲間より 寄り添ふ影や 星月夜
（くもまより よりそうかげや ほしづきよ）
🖋️季語：星月夜（ほしづきよ）（秋）
※月と星がともに輝く、
澄み渡った秋の夜空を
表す言葉。
澄んだ空気と静けさの中に、
深い余韻をもたらす。
寄り添う影の星月夜
雲間からのぞく星月夜。
縁側に寄り添う老夫婦。
晴れも曇りも越えてきた背中に、
静かな絆と時が流れていた。
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迷いを秘める桔梗
丘の上から遠山を望むと、
桔梗が静かに咲いていた。
その端正な姿は揺らぐことなく、
しかしどこかに
秘めた迷いを感じさせた。
花の佇まいに自分の心を映し、
自然と人生が重なり合う一瞬を
詠んだ一句。
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