末吉俳句日記『雪下の動き』
🗓 2026年2月1日(日)
末吉俳句日記『雪下の動き』
雪の下 水の流るる 二月かな
(ゆきのした みずのながるる にがつかな)
🖋️季語:二月(にがつ)〔冬〕
※旧暦では春にあたり、
冬の名残と春の兆しが
同時に現れる時期。


二月の朝。
空気はまだ硬く、
吐く息は白いまま残っている。
けれど日差しは、
ほんのわずかに角度を変え、
昨日よりも長く地面に触れている。
軒先の影は短くなり、
冷えた土の奥で、
水が動く気配がある。
冬はまだ手を離していないが、
春もまた、
距離を詰めてきている。
どちらにも属さない時間が、
今日という一日を
静かに満たしていた。
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