末吉俳句日記『雪と静寂』
🗓 2026年1月17日(土)
末吉俳句日記『雪と静寂』
轍埋め ただ降る雪の しづけさよ
(わだちうめ ただふるゆきの しづけさよ)
🖋️季語:雪(ゆき)(冬)
※冬の代表的な季語。
降り積もることで音を消し、
景色だけでなく時間や
気配までも包み込む
存在として詠まれる。


雪と静寂
動かぬ車内で雪を見つめ
轍が静かに消えていく
苛立ちはいつしか遠のき
ただ降る音だけが残る
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次回予告
波音の遠さ
誰もいない冬の浜辺に、
ぽつりと残された海小屋。
冬凪の海は静かで、
波音は遠くへ退き、
かわりに小屋の隙間を
抜ける風の音だけが耳に残る。
季節から取り残された存在と、
音の遠近がつくる静けさを、
説明を加えず写し取った一首。
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