わたぼうし短歌帖『雨が語る沈黙のぬくもり』
🗓 2025年10月22日（水）
わたぼうし短歌帖『雨が語る沈黙のぬくもり』
🖋️ 短歌：
秋雨に 傘を並べて 待つ二人
言葉代わりて 雨を話せり
🖋️ 読み方：
あきさめに かさをならべて まつふたり
ことばかわりて あめをはなせり
雨が語る沈黙のぬくもり
秋の雨が、
静かにふたりを包み込む。
言葉はなくても、
傘の音が語りはじめる。
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次回予告
祈りを越えて光しずむ夜
霜降の夜、
深く澄んだ空に
流れる星を見上げた。
願いをかけることもなく、
ただその光の軌跡を見つめる。
祈りを越えた静けさの中で、
命が確かに
輝いていることを感じた。
光の雨が闇をやさしく鎮める、
冬の夜の一瞬を詠んだ一首です。
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