わたぼうし短歌帖『朝顔に重なる秋の気配』
🗓 2025年8月25日（月）
わたぼうし短歌帖『朝顔に重なる秋の気配』
🖋️ 短歌：
八月の 色をしずめし 朝顔に
子らの笑みには 秋風そよぐ
🖋️ 読み方：
はちがつの いろをしずめし あさがおに
こらのえみには あきかぜそよぐ
朝顔に重なる秋の気配
色をしずめた朝顔に、
子らの笑みが秋を運ぶ。
夏の終わりと未来の明るさが、
風のなかで響き合う。
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次回予告
秋汀に浮かぶ海月
夏の記憶を残す浜辺に、
秋の風がそっと吹き始める。
打ち寄せる波にまぎれて
海月が打たれる
光景を見たとき、
時の流れとともに季節が
移ろう儚さを感じ、
この句が生まれました。
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