わたぼうし短歌帖『葉傘の下で』
🗓 2025年5月18日(日)
わたぼうし短歌帖『葉傘の下で』
🖋️ 短歌:
雨粒を のけて飛べぬと 鳴く雀
お腹すかせて 葉傘で待ちぬる
🖋️ 読み方:
あまつぶを のけてとべぬと なくすずめ
おなかすかせて はがさでまちぬる


葉傘の下で
まだ雨粒をはね返せない小さな雀が、
飛ぶこともできずに空腹と向き合っていた。
それでもあきらめず、
葉の下でじっと雨をしのぐ。
生まれたばかりの命が、
やさしい緑の傘に守られながら、
ほんの少しの希望を待っている。
📄 この言葉をポケットに
📖 わたぼうし短歌帖一覧を見る
🏡わたぼうしの詩小径トップへ戻る
📷 Instagram公開作品(@wataboushi_mental_care)
心にそっと短歌をお届け。皆さまの心がちょっとだけ癒されますように…
インフォメーション
🌿末吉俳句日記|今日も小径で一句
わたぼうしの詩小径では、
毎日朝7時ごろに俳句を更新しています。
またInstagram投稿をもとに、
背景や季節の情景をお届け。
そして気に入った句は、
PDFとしてお持ち帰りも可能です。
最新のことばたち
🌸わたぼうし短歌帖|心のうたを五行に
わたぼうしの詩小径では、
毎日夜21時ごろに短歌を更新しています。
またInstagram投稿をもとに、
余情や季節の情景をお届け。
そして気に入ったうたは、
PDFでお持ち帰りいただけます。
最新のことばたち
メインサイトのご案内
「ことばあそびの詩唄」では、
有名な俳句や短歌、名言など、
古今のことばに光をあてて、
背景や想いを丁寧にひもとく、
やさしい図書館のような
ことばの時間をお届けしています。