わたぼうし短歌帖『花見のくりかえし』
🗓 2025年3月27日(金)
わたぼうし短歌帖『花見のくりかえし』
🖋️ 短歌:
花のもと 杯とりて また仰ぐ
くりかへされし 時のみ残る
🖋️ 読み方:
はなのもと さかづきとりて またあおぐ
くりかへされし ときのみのこる


花の下で、杯を取り、
見上げるという動作が
何度も繰り返されていた。
言葉や笑いはその間にあったはずなのに、
今は思い出せない。
ただ同じ所作だけが重なり、
ひとつの時間となって残っている。
人の姿は消え、
花の下には静かな記憶だけが漂っていた。
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