わたぼうし短歌帖『花と月の宵』
🗓 2025年2月20日(金)
わたぼうし短歌帖『花と月の宵』
🖋️ 短歌:
河津桜 枝間の月と 揺れをりぬ
色と光の 宵ひそやかに
🖋️ 読み方:
かわづざくら えだまのつきと ゆれをりぬ
いろとひかりの よいひそやかに


宵の口、河津桜の淡い花色が
まだ浅い空に浮かび上がる。
枝の隙間には細い三日月が掛かり、
花と月が同じ高さに揺れている。
どちらが主とも言えぬまま、
色と光が静かに溶け合い、
宵だけがひそやかに深まっていく。
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