わたぼうし短歌帖『光は濁りの先に』
🗓 2025年5月19日(月)
わたぼうし短歌帖『光は濁りの先に』
🖋️ 短歌:
走梅雨 濁る水さえ 多摩川の
若草いだきて 陽流る
🖋️ 読み方:
はしりづゆ にごるみずさえ たまがわの
わかくさいだきて ひかりながるる


光は濁りの先に
走梅雨に降る雨で濁った多摩川は、
それでも若草を優しく抱いて流れてゆく。
濁りは汚れではなく、
季節が進むための一部。
自然はすべてを受け入れながら、
静かに、けれど確かに、
次の光の季節へとバトンを渡している。
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