わたぼうし短歌帖『冬陽にとまる息』
🗓 2025年11月25日(火)
わたぼうし短歌帖『冬陽にとまる息』
🖋️ 短歌:
冬陽さす マフラーそばの 猫の寝に
触れたき気持ち 静かにとまる
🖋️ 読み方:
ふゆひさす まふらーそばの ねこのねに
ふれたききもち しずかにとまる


冬陽にとまる息
冬陽さす窓辺で猫が眠り
そばのマフラーにぬくもり満ち
伸ばす手は静けさを思いとどめ
胸の内だけがそっと和らぐ
📄 この言葉をポケットに(PDFダウンロードはこちらから)
📖 わたぼうし短歌帖一覧を見る
🏡わたぼうしの詩小径トップへ戻る
📷 Instagram公開作品(@HaikuEchoes_575)
心にそっと短歌をお届け。皆さまの心がちょっとだけ癒されますように…
次回予告
冬潮に消ゆ影
冬の桟橋を吹き抜ける
冷たい潮風のなか、
一羽の鴎がゆっくりと
進んでいった。
その行く先を追うように、
遠くの舟影もまた
冬潮の彼方へと
しずかに姿を消してゆく。
海と空の境目が
ほどけるような、
季節の透明さと
心の余情がそっと胸に残る
一瞬を詠んだ歌。
インフォメーション
🌿末吉俳句日記|今日も小径で一句
わたぼうしの詩小径では、
毎日朝7時ごろに俳句を更新しています。
またInstagram投稿をもとに、
背景や季節の情景をお届け。
そして気に入った句は、
PDFとしてお持ち帰りも可能です。
最新のことばたち
🌸わたぼうし短歌帖|心のうたを五行に
わたぼうしの詩小径では、
毎日夜20時ごろに短歌を更新しています。
またInstagram投稿をもとに、
余情や季節の情景をお届け。
そして気に入ったうたは、
PDFでお持ち帰りいただけます。
最新のことばたち
メインサイトのご案内
「ことばあそびの詩唄」では、
有名な俳句や短歌、名言など、
古今のことばに光をあてて、
背景や想いを丁寧にひもとく、
やさしい図書館のような
ことばの時間をお届けしています。
