わたぼうし短歌帖『いがぐりの内のやさしさ』
🗓 2025年9月26日（金）
わたぼうし短歌帖『いがぐりの内のやさしさ』
🖋️ 短歌：
棘だてて 姿は苦き いがぐりよ
内のやさしき 甘き実ひとつ
🖋️ 読み方：
とげだてて すがたはにがき いがぐりよ
うちのやさしき あまきみひとつ
いがぐりの内のやさしさ
棘を立て苦き姿のいがぐり、
その奥に守られし甘き実ひとつ。
外見と内の対比にふれ、
人の心の優しさを思う。
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次回予告
蜻蛉の眼に宿る季節
庭先の枯れた
朝顔の蔓に蜻蛉が舞い降り、
その小さな瞳に
季節の移ろいを
映すように見えました。
夏の名残と秋の訪れが
交差する一瞬をとらえ、
自然と心が共鳴する
ひとときのやさしさを
詠んだ一首です。
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