わたぼうし短歌帖『色とりどりの雫』
🗓 2025年5月20日(火)
わたぼうし短歌帖『色とりどりの雫』
🖋️ 短歌:
紫陽花の 艶に見惚れて 坂道を
転がる雫は 色とりどり
🖋️ 読み方:
あじさいの つやにみほれて さかみちを
ころがるしずくは いろとりどり


色とりどりの雫
梅雨の坂道、
雨に濡れた紫陽花の
艶に思わず見惚れる。
その足元を転がっていく雫は、
紫陽花の色を映すかの
ように色とりどり。
静かな雨の日、
花も雫も鮮やかに輝く。
季節の中で、
ふと心を奪われる瞬間…
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次回予告
駆けるものなし
梅雨の夜、
高速道路でひとり走る。
揺れるヘッドランプの残光に
見惚れながら、
追いかけた先には、
何もいなかった。
雨に濡れた群青の世界は、
ただ静かに広がり、
その美しさが、
かえって胸に残った――
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