わたぼうし短歌帖『香りの遅れ』
🗓 2025年1月24日(土)
わたぼうし短歌帖『香りの遅れ』
🖋️ 短歌:
蝋梅の 黄を受く山に しづまりて
谷風あとに 香り遅るる
🖋️ 読み方:
ろうばいの きをうくやまに しづまりて
たにかぜあとに かおりおくるる


冬の山肌に
群れて咲く蝋梅の淡い黄を、
山は静かに受け止めている。
谷から吹き上げる風が先に届き、
香りは少し遅れて運ばれてくる。
そのわずかな時間差に、
寒さの奥で季節が
動き始める気配が
そっと立ち上がる。
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