わたぼうし短歌帖『風が記憶を運ぶとき』
🗓 2025年7月29日(火)
わたぼうし短歌帖『風が記憶を運ぶとき』
🖋️ 短歌:
懐かしき 風の語り部 吹き抜けて
わが子背中に 追憶の空へ
🖋️ 読み方:
なつかしき かぜのかたりべ ふきぬけて
わがこせなかに ついおくのそらへ


風が記憶を運ぶとき
ふと吹いた風に、
昔の記憶がよみがえる。
わが子の背を見つめながら、
その風は未来へと通り過ぎた。
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次回予告
削られて、残るもの
風や水にうたれて、
ひとしずくずつ
削られていく石。
かつては大きく
尖っていたかも
しれないけれど、
いまはただ静かに、
まるく、そこにある。
何かを失っても、
それでも存在
しつづけることの尊さを、
この小さな石が
教えてくれた。
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