わたぼうし短歌帖『風が染める山の便り』
🗓 2025年10月17日(金)
わたぼうし短歌帖『風が染める山の便り』
🖋️ 短歌:
稜線を なでては過ぎる 秋風に
添える便りに 色を染めけり
🖋️ 読み方:
りょうせんを なでてはすぎる あきかぜに
そえるたよりに いろをそめけり


風が染める山の便り
稜線をなでて過ぎゆく、
風は山への便りなり。
紅を添えて語りかけ、
命の色を染め残す。
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次回予告
雨音に聴く苔のこころ
秋の雨がしとしとと
降る古寺で、
苔むす石の上に宿る
静けさに耳を澄ませる。
その冷たい雨音の奥に、
命のぬくもりがあることを感じ、
しばし足を止めて、
自然と心が通い合うような
穏やかな時間を詠んだ一首です。
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