わたぼうし短歌帖『削られて、残るもの』
🗓 2025年7月30日(水)
わたぼうし短歌帖『削られて、残るもの』
🖋️ 短歌:
ひとしずく またひとしずく けずられて
それでもそこに あるということ
🖋️ 読み方:
ひとしずく またひとしずく けずられて
それでもそこに あるということ


削られて、残るもの
風に削られ、
水に磨かれ、
小さくなっても、
そこにある石。
失ったものの先に残る、
静かな“ありかた”を
見つめた一句。
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次回予告
風にまかせて、ただ行く
風が吹いた瞬間、
ふわりと舞い上がった
白い帽子。
それはまるで、
何かの役目を忘れて、
気の向くままに
旅立ったかのようだった。
行方を見送るうちに、
自分もまたどこへ
向かうのかを
考えはじめていた。
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