わたぼうし短歌帖『季節と指先』
🗓 2025年8月5日(火)
わたぼうし短歌帖『季節と指先』
🖋️ 短歌:
縁側に ちいさな余韻 咲きのこり
指先ふれる 秋の足音
🖋️ 読み方:
えんがわに ちいさなよいん さきのこり
ゆびさきふれる あきのあしおと


縁側に咲き残る朝顔。
そっと指先でふれたとき、
秋の気配が風にまじった。
夏と秋が手をふれあう朝。
📄 この言葉をポケットに(PDFダウンロードはこちらから)
📖 わたぼうし短歌帖一覧を見る
🏡わたぼうしの詩小径トップへ戻る
📷 Instagram公開作品(@HaikuEchoes_575)
心にそっと短歌をお届け。皆さまの心がちょっとだけ癒されますように…
次回予告
夏を見送る夕べ
夏の夕暮れ、
波の音だけが響く海辺で、
ひとり立ち尽くす
心がありました。
遠くに浮かぶ舟影が、
静かに季節の移ろいを
告げてくれるようで、
その一瞬、
夏の終わりが
胸に染みわたって
いきました。
時間が止まり、
心だけがそっと
歩き出すような、
そんな晩夏の情景を
詠んだ一首です。
インフォメーション
🌿末吉俳句日記|今日も小径で一句
わたぼうしの詩小径では、
毎日朝7時ごろに俳句を更新しています。
またInstagram投稿をもとに、
背景や季節の情景をお届け。
そして気に入った句は、
PDFとしてお持ち帰りも可能です。
最新のことばたち
🌸わたぼうし短歌帖|心のうたを五行に
わたぼうしの詩小径では、
毎日夜20時ごろに短歌を更新しています。
またInstagram投稿をもとに、
余情や季節の情景をお届け。
そして気に入ったうたは、
PDFでお持ち帰りいただけます。
最新のことばたち
メインサイトのご案内
「ことばあそびの詩唄」では、
有名な俳句や短歌、名言など、
古今のことばに光をあてて、
背景や想いを丁寧にひもとく、
やさしい図書館のような
ことばの時間をお届けしています。