わたぼうし短歌帖『こだまする眼差し』
🗓 2025年6月12日（木）
わたぼうし短歌帖『こだまする眼差し』
🖋️ 短歌：
こだまかな 宿す教えは まなざしの
あまりてなどか ゆるる言霊
🖋️ 読み方：
こだまかな やどすおしえは まなざしの
あまりてなどか ゆるることだま
こだまする眼差し
ことばではなく
眼差しで伝えられたものが
いつしか心の奥で
やさしく響いていた午後。
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次回予告
指先のゆくえ
教室での何気ない一瞬に、
心が揺れる。
後ろを向いたその人に
プリントを渡すとき、
指先がふれるかもしれない──
そんな予感が、
恋の予兆となり、
明日の思い出として
心に残る。
青春の鼓動を
そっと描いた一首です。
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