わたぼうし短歌帖『凩澄む道』
🗓 2025年12月17日(水)
わたぼうし短歌帖『凩澄む道』
🖋️ 短歌:
凩に ふと目を伏せて 行く道に
風はとおりて 景は澄めり
🖋️ 読み方:
こがらしに ふとめをふせて ゆくみちに
かぜはとおりて けはすめり


凩澄む道
凩に思わず目を伏せ、
風が道を通り過ぎる。
そのあと景は澄みわたり、
冬の気配だけが
静かに残った。
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次回予告
霜の声の朝
冬の朝、霜柱を踏んだ瞬間、
足先から澄んだ音が
立ち上がる。
その小さな響きは、
日向へと入ったとたん、
跡形もなく消えていった。
冷たさとやわらかな光が
交差する一瞬。
冬の朝にだけ訪れる、
透明な時間の移ろいを
写した一首。
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