わたぼうし短歌帖『言葉だけの春』
🗓 2025年2月4日(水)
わたぼうし短歌帖『言葉だけの春』
🖋️ 短歌:
春たちぬ 越え行く名のみ 空にして
狭間の朝に 身だけ残りぬ
🖋️ 読み方:
はるたちぬ こえゆくなのみ そらにして
はざまのあさに みだけのこりぬ


暦の上では春を迎えた朝。
しかし越えていくのは言葉だけで、
身体はまだその場に留まっている。
冷えの残る空気の中、
冬と春の狭間に立つ
感覚だけが確かにある。
名と実感のずれを静かに
受け止めた。
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