わたぼうし短歌帖『見えている距離』
🗓 2025年1月28日(水)
わたぼうし短歌帖『見えている距離』
🖋️ 短歌:
雪止みて 波止場に立てば 島見ゆる
荒波越えの 道は立たずも
🖋️ 読み方:
ゆきやみて はとばにたてば しまみゆる
あらなみごえの みちはたたずも


雪の止んだ午後、
波止場に立つと、
視界の先には島の姿が
はっきりと見えている。
けれど荒れた冬の海は、
その距離を
縮めることを許さない。
行けそうで行けない、
その曖昧な間に
立ち尽くす感覚を、
「道は立たずも」
という言葉で
静かに受け止めた。
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