わたぼうし短歌帖『七草のひと息』
🗓 2025年1月7日(水)
わたぼうし短歌帖『七草のひと息』
🖋️ 短歌:
七草の 箸をとどめて ひと息を
粥のぬくもり 胸にあづくる
🖋️ 読み方:
ななくさの はしをとどめて ひといきを
かゆのぬくもり むねにあづくる


七草のひと息
七草粥を前に箸を止め、
ひと息ついた胸にぬくもりが届く。
動きすぎていた心と身体が、
静かに元の速さへ戻っていった。
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次回予告
香りに近づく距離
寒さの中で咲く蝋梅に、
顔を近づけた瞬間のためらいと
やさしさを詠んだ一首。
うつむく花の姿は、
誰かの心にも重なり、
香りは触れすぎないための
距離として置かれる。
冬の静けさの中に、
言葉にしない思いがそっと漂う。
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