わたぼうし短歌帖『咲きて、夏は麗し』
🗓 2025年7月20日（日）
わたぼうし短歌帖『咲きて、夏は麗し』
🖋️ 短歌：
灼ける日に 笑みを返して 百日紅
人なき街は 咲きて麗し
🖋️ 読み方：
やけるひに えみをかえして さるすべり
ひとなきまちは さきてうるわし
咲きて、夏は麗し
真夏の街角に
ひとり咲く百日紅。
その微笑みが
暑ささえやさしく包む。
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次回予告
祈りをよせる日
夏の海を見つめながら、
静かに祈るような気持ちを
詠んだ一首です。
波の目に映る涙のしずくは、
見守るようなまなざしのよう。
海で遊ぶ子どもたちの声が
響く平和な日々が、
このまま続きますように──
そんな想いがにじみます。
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