わたぼうし短歌帖『清流に透ける心』
🗓 2025年8月24日(日)
わたぼうし短歌帖『清流に透ける心』
🖋️ 短歌:
残暑なか 清らの川を 踏みわたり
こころ見透かす 秋は来にけり
🖋️ 読み方:
ざんしょなか きよらのかわを ふみわたり
こころみすかす あきはきにけり


星と虫声の語らい
夜空を仰げば星が瞬き、
こおろぎの声が寄り添う。
語らうように重なる響きに、
心はほどけて夜に沈む。
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次回予告
朝顔に重なる秋の気配
夏を彩った朝顔も、
八月の終わりには色を
しずめて秋の気配を
帯びはじめる。
新学期を迎える
子どもたちの笑みには、
未来への明るさとともに
秋風の涼しさが重なっていた。
自然と人の営みが
響き合う瞬間を切り取った。
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