わたぼうし短歌帖『霜の声の朝』
🗓 2025年12月18日(木)
わたぼうし短歌帖『霜の声の朝』
🖋️ 短歌:
霜の声 足のさきより ひびき立ち
日向に入れば ただ消えにけり
🖋️ 読み方:
しものこえ あしのさきより ひびきたち
ひなたにいれば ただきえにけり


霜の声の朝
霜を踏み、
足先から澄んだ声が立つ。
日向へ入るその刹那、
音は光に溶けて消えた。
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次回予告
夜更けの白
夜更けの街に、
気づかぬうちに初雪が
降りていた。
音も立てず、
誰かに知らせることもなく、
ただ一つの白が、
そっと置かれている。
賑わいを失った
時間だからこそ際立つ、
その静けさ。
冬の訪れが、言葉よりも
深く胸に残る瞬間を
写した一首。
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