わたぼうし短歌帖『東雲にひらく秋分』
🗓 2025年9月23日（火）
わたぼうし短歌帖『東雲にひらく秋分』
🖋️ 短歌：
秋分を ひらく東雲 立ちすくみ
うつろう季節を ただ眺めけり
🖋️ 読み方：
しゅうぶんを ひらくしののめ たちすくみ
うつろうきせつを ただながめけり
東雲にひらく秋分
秋分の朝、東雲ひらけ、
澄む空にただ立ちすくむ。
夏と秋の境の清らかさを、
静かに眺め胸に映す。
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次回予告
茜に揺れる秋桜
秋の夕暮れ、
茜色の光に透ける
秋桜の花びら。
そのやさしく儚い姿に、
昼とは異なる
美しさを感じます。
静かな夕べのしじまが
花の気配に寄り添い、
心に余情を残すひととき。
自然と心の静謐な調和を
映した一首です。
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