わたぼうし短歌帖『遠き年のはじめ』
🗓 2025年1月10日(土)
わたぼうし短歌帖『遠き年のはじめ』
🖋️ 短歌:
故郷の 雪を知らねば 正月は
遠く過ぎゆく 年のはじめに
🖋️ 読み方:
ふるさとの ゆきをしらねば しょうがつは
とおくすぎゆく としのはじめに


遠き年のはじめ
見ぬままの故郷の雪が、
正月を遠く感じさせる。
確かめられぬ景色の向こうで、
年のはじめだけが
静かに過ぎていった。
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次回予告
ほどのことの昼
正月の名残を
惜しむでもなく、
気持ちを改めるでもない。
鏡開きは、
お汁粉をすするという
ささやかな行為
としてやって来る。
座の端には猫も混じり、
行事は日常の側に
置かれたまま、
昼の時間だけが、
ゆるやかに過ぎていく。
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