わたぼうし短歌帖『露に託す心の行方』
🗓 2025年11月4日（火）
わたぼうし短歌帖『露に託す心の行方』
🖋️ 短歌：
白露に 託す一粒 切なさを
落ちる運命と 心通わじ
🖋️ 読み方：
しらつゆに たくすひとつぶ せつなさを
おちるさだめと こころかよわじ
露に託す心の行方
葉の上の露が、
そっと落ちていく朝。
触れようとしても届かず、
ただ見送ることしかできない。
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次回予告
月と影の静謐
深夜の坂道、
月をともに歩く。
風も声もなく、
ただ光と影が寄り添うだけ。
その静寂の中で、
自分という存在さえ
溶けていくような感覚。
やがて、影にさえ光が
満ちていく。
孤独と安らぎがひとつになる
夜を詠んだ一首です。
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