わたぼうし短歌帖『夜更けの白』
🗓 2025年12月19日(金)
わたぼうし短歌帖『夜更けの白』
🖋️ 短歌:
初雪や 夜更けの街に 音もなく
ひとつの白が ただ置かれたり
🖋️ 読み方:
はつゆきや よふけのまちに おともなく
ひとつのしろが ただおかれたり


夜更けの白
夜更けの街に、
音もなく白が置かれていた。
誰にも告げずに
訪れたその静けさが、
冬の始まりを
胸にそっと刻む。
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次回予告
余白の冬日
何かを言い切らないまま、
その場を離れて歩き出す。
残されたひとことは
重さを持たず、
ただ余白として胸に残る。
それを責めることも、
埋めることもなく、
冬日の光が静かに道を
照らしている。
言葉よりも先に、
時間が穏やかに流れていく
一瞬を写した一首。
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