わたぼうし短歌帖『宵空の重ね』
🗓 2025年1月25日(日)
わたぼうし短歌帖『宵空の重ね』
🖋️ 短歌:
宵空を 十二単に 重ねをり
見惚るるほどの 寒月掛かる
🖋️ 読み方:
よいぞらを じゅうにひとえに かさねをり
みほるるほどの かんげつかかる


澄んだ宵の空に、
淡い色が幾重にも重なっていく。
その重なりを十二単に
なぞらえることで、
移ろう時間の層が静かに
浮かび上がる。
まだ高くない寒月は、
その奥にそっと掛かり、
動かぬまま空の変化を
受け止めている。一
瞬の美に立ち止まる心を映した。
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