わたぼうし短歌帖『雨あがりの散歩』
🗓 2026年6月24日(水)
わたぼうし短歌帖『雨あがりの散歩』
🖋️ 短歌:
かたつむり しなる葉先に 殻あづけ
雨あがりゆく 小さき散歩
🖋️ 読み方:
かたつむり しなるはさきに からあづけ
あめあがりゆく ちいさきさんぽ


雨あがりの葉先に、
蝸牛がそっと身を寄せていた。
進もうとすれば葉はしなり、
葉が揺れればまた殻をあずける。
その姿は急ぐことなく、
互いの重さを
受け入れているように見えた。
雨のあとの静かな午後、
小さな散歩の中にやさしい時間が流れていた。
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