末吉俳句日記『春の弾み』
🗓 2026年3月4日(水)
末吉俳句日記『春の弾み』
春時雨 葉先かすかに 弾みけり
(はるしぐれ はさきかすかに はずみけり)
🖋️季語:春時雨(はるしぐれ)〔春〕
※春に降る通り雨。
冬の冷たさを残しつつも、
どこかやわらかく、
草木に潤いを与える静かな雨。


草花の上に、春の時雨が落ちてくる。
強くもなく、
細かな粒が途切れずに降り注ぐ。
葉の縁を伝い、
蕾の先に小さく溜まり、
重みを持たぬまま弾けていく。
地面は静かにそれを受け取り、
色を濃くしながら息を含んでいる。
一粒ずつ、
雨だけが確かな動きを重ねていた。
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