わたぼうし短歌帖『胴咲きのひと花』
🗓 2025年3月17日(火)
わたぼうし短歌帖『胴咲きのひと花』
🖋️ 短歌:
卒業の 前夜の桜 胴咲きの
手のひら置けば ひと花ひらく
🖋️ 読み方:
そつぎょうの ぜんやのさくら どうざきの
てのひらおけば ひとはなひらく


卒業式前夜、
静かな桜の木の下に立つ。
枝にはまだ花の気配も少ないのに、
幹の途中でひと花だけが先に咲いていた。
街灯のやわらかな光に照らされ、
その白さは小さな灯のよう。
長い時間を見守ってきた木が、
そっと「ここまでよく来たね」と
語りかけてくれているような夜だった。
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