末吉俳句日記『遠ざかる歌の余韻』
🗓 2026年3月19日(木)
末吉俳句日記『遠ざかる歌の余韻』
卒業歌 通りすがりに 音のこし
(そつぎょうか とおりすがりに おとのこし)
🖋️季語:卒業歌(そつぎょうか)〔春〕
※卒業式で歌われる歌を
指す春の季語。
別れと旅立ちの節目に
響くその旋律は、
希望と寂しさを同時に帯び、
聴く者の心に深く残る。


校舎の奥から、
卒業歌が流れてくる。
聞き慣れた旋律が、
風に乗って道まで届いている。
足を止めることなく、
そのまま校門の前を通り過ぎる。
声は重なり、
途切れずに続いているが、
姿は見えない。
背後へ遠ざかる歌だけが、
しばらく耳に残っていた。
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