わたぼうし短歌帖『見えぬ手のゆらぎ』
🗓 2025年3月26日(木)
わたぼうし短歌帖『見えぬ手のゆらぎ』
🖋️ 短歌:
ぶらんこは 空き家かたへに 揺れをりて
なお知れぬまま 誰もあらざり
🖋️ 読み方:
ぶらんこは あきやかたへに ゆれをりて
なおしれぬまま だれもあらざり


空き家のそばで、
ぶらんこがゆっくりと揺れていた。
押した人の姿はなく、
風も強くはない。
それでも止まらない動きだけが、
そこに残っている。
理由の見えないまま続く揺れに、
静かな違和感と、
名もない気配だけが
ひそやかに宿っていた。
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