末吉俳句日記『青梅の予感』
🗓 2026年6月22日(月)
末吉俳句日記『青梅の予感』
青梅や いまだならざる 香を抱く
(あおうめや いまだならざる かをいだく)
🖋️季語:青梅(あおうめ)〔夏〕
※熟す前の青い梅の実。
梅雨の頃に実り、固く酸味が強い。
やがて芳香を帯びて熟していくため、
「これから」の気配や若々しさを
感じさせる季語でもある。


雨に濡れた青梅を見上げる。
まだ固く、香りもほとんど届かない。
それでも、その実の中にはやがて
広がる芳香が静かに眠っている。
梅雨の鬱屈とした空の下で、
その青さはどこか若い日の自分にも重なった。
まだ名も知らぬ未来を抱えていた頃のように。
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