わたぼうし短歌帖『雨の受け渡し』
🗓 2026年7月3日(金)
わたぼうし短歌帖『雨の受け渡し』
🖋️ 短歌:
葉の雫 池に渡して またひとつ
静けさめぐりて 雨にほどける
🖋️ 読み方:
はのしずく いけにわたして またひとつ
しずけさめぐりて あめにほどける


葉先の雫が池へ落ちると、
小さな波紋が静かに広がる。
やがて水面はもとの静けさへ戻り、
また葉には新しい雫がふくらんでいく。
葉から池へ、池から雨へ。
誰にも気づかれない小さな受け渡しが、
梅雨の午後をやさしく繰り返していた。
📄この言葉をポケットに(PDFダウンロードはこちらから)
📖 わたぼうし短歌帖一覧を見る
🏡わたぼうしの詩小径トップへ戻る
📷 Instagram公開作品(@HaikuEchoes_575)
心にそっと短歌をお届け。皆さまの心がちょっとだけ癒されますように…
